こちらのコーナーでは普段は泣き寝入りするしかないオンラインショップ側の本音を紹介していきます。誠実に日々サービス提供をしている健全なオンラインショップの名誉が少しでも回復されますように、また、誹謗中傷が飛び交う異常な日本の社会が少しでも良くなりますように。
※当グループでは数十店舗のオンラインショップを運営する国際的個人輸入代行グループです
さて新しく始まった新コーナー、第一発目は最近のコロナ禍に関するオンラインショップの本音をいくつか紹介しましょう。
端的に言えば、コロナ禍の影響で遅延が起こった場合に言われるものです。
「なんでもかんでもコロナのせいにするな!」
してません。なんでもかんでもうちのせいにしないでください。
「それって本当にコロナのせいですか?」
はい。本当にコロナのせいです。うちのせいでは、ないんですよ。
「(入荷待ち商品に関して)納期管理がなってない!他のショップはもっときちんとしてるぞ!」
うちは納期管理をしていません。納期管理、というか生産管理をしているのはメーカーです。きちんとしていると言われるその「他のショップ」で購入されることをおすすめします。
「国際輸送の仕事をした事があるので解るが、こんなに遅くなるのは聞いたことがない!」
私もパンデミックを経験するのははじめてなのでこんなに遅くなるのは聞いたことないです。
と、まぁ、どれも共通して言えるのが、事前に明記してあるコロナ遅延のことを後になってショップのせいにする人たちの声です。その様な遅延である事をいくら事前に案内していたとしても、です。それも店頭や商品ページ、発送連絡メール等でPCでもスマホ画面でも、あるいはコロナ遅延情報を確認しましたか?とのチェックマークにチェック入れないと注文できないよう(注文時の必須項目)にしたりして、ともかく執拗に、コロナ遅延情報を「必ずお読みください」という文言を見なければ注文することは不可能となるような案内を事前にしているのに、です。これでも「遅い!」と言って来るということは、注文後に
「3,000円したんですけど!」
と言っているようなもんです。言ってる意味、わかりますでしょうか?3,000円の商品買ったんだから、3,000円かかるのって、当たり前ですよね。でも信じられないことに、これを言って来る人は 存在 するんです。そして、こうゆうこと言って来る人に限って初めから怒ってショップに喰ってかかってくるwww。
これと同じ事で、ショップ側は「コロナで遅いですよ」と案内してるんだから、遅いんです。事前に案内している内容に文句を言うというこの行為は、
チョコレートを買った人が
「これ、チョコレートだったんだけど!」
炭酸水を(水と間違えて)買った人が
「これ水じゃないんだけど、どうなってるの!?」
週刊少年ジャンプ買った人が
「これジャンプだったんだけど!他のコンビニではきちんと週刊少年マガジンだぞ!」
こう言っているのと同じですよね。ほんとに... 信じられないような話なんですけど、こうした頭ごなしに立腹して来る人がいて、中には支離滅裂して「何故怒っているのかが最後まで分からない」人もいるくらいです。
いや、コロナ禍でストレスが溜まっているのは分かりますけど、そんなことはショップ側も皆同じですからね。それとこれとは別の話です。ここでもお客さんはいいですよ、えらそうに言えば一瞬たりともすっきりしますので。しかし、ショップの方ではそのお客さんのストレス発散コメントを集中砲火されるようなもんです。そして、これに正論をもって返事をするとたちまちのうちに「評価1」という、何故かすべての項目において最低評価をつけられる。例えば1分後に返事していたとしても「レスポンスの速さ」の評価も1と言ったふうに。もう、めちゃくちゃですよねww。
今は大分緩和されましたけど、一日に百件はいかないにしても何十件もそのストレス発散集中砲火を浴びてみてください。私はシャワー浴びている時に無意識のうちに妄想でモンスターと対話をしていて、それが独り言となっていたようで妻が怪しんで浴室の中に心配して飛び込んできたこともありました(笑)。
とにかく、これだけは言っておきますが、コロナは、私たちショップのせいでは、ないんですよ。考えれば小学生でもわかるようなこの事実を、現実の一部の大人たちは、どうしたものか、理解ができていない。コロナで遅延が起こっている場合、それをどういう思考回路を経由してきたらそうなるのか、ショップのせいにしてしまう。商品が入荷待ちでいつまでも入荷されない原因も、どうしてかショップのせいにする人がいます。そして、もう一度言いますが、何故かいきなり怒ってる。
そうした人は、世界的コロナ禍のせいで貨物航空便が減便になっている現地事情や、必要成分が入手できない背景や、あるいはメーカーがその商品の生産どころか、工場の稼働すらままならない実情を理解できない、もしくは理解しようともしないようなので、こちらもなるべく全部の正論をいちいち言わないようにしています。何故なら、何百万人もの人と対応しているとオンラインであっても、さすがに分かってくるもんなんです。その人の使う言葉によってその人がどうゆう人なのか。
端的に言えば、頭の悪い人とは話したくないじゃないですか。時間がもったいないので。コーナー概要にも触れましたが、同じ時間を使うのならば頭の悪い人には適当に切り上げて、そこで生まれた時間を紳士淑女なお客様に費やした方がはるかにいい。
これは別にそこまでたちの悪い事を言っているわけではありません。
「なんでもかんでもコロナのせいにするな!」とワケ分からない事をのたうち回っている人には「申し訳ございませんでした」とさっさと切り上げてグループ内ブラックリストに記録し、今後はグループ内全店舗において出禁とし、そこで生まれる時間を他のお客様に使った方がみんなの為、具体的には三者(モンスター、他のお客様、当店)にとって一番良いことだと考えるのです。
今回一番言いたい事とは、
コロナって、ショップのせいでは、ないんですよ。
という事です。
皆さんも人のせいにしてませんか?コロナ。コロナって政府のせいでもないんですよ。誰のせいとか、そうしたもんじゃなく、今の状況を自分はどうやって乗り越えていくのか、そこなんじゃないかと思います。人のせいにしているから、不満となるんです。それが証拠に、何か不満があるのだとしたら、それを人のせいにするのではなく、自分のせいにしてみましょう。一瞬にしてその不満は消滅しますから。