こちらのマルコメみそ。125バーツじゃないですか。こちらはディスカウントストアのmacroの価格です。今日のレートで410円くらいです。日本でこれが高いのか安いのかは解りませんが、先日、某日系スーパーにいったら180バーツでした。595円くらいです。まったく同じものなのに、55バーツも違うなんて。
て、これを比較したら某日系スーパーがかわいそうです。なぜなら、人件費の違いがあるからです。日系スーパーだけに、必ずどこかで日本人の給料が発生しているわけです。タイ企業と同じにできるわけが、ない。その代りといってはなんですが、日系スーパーには日系スーパーにしかない、ジャパンクオリティーの商品が他にもあるわけで、それ全体をひとつの価値として捉えるべきであろう。
つまり、ディスカウントストアの長所はこの場合、価格。あくまで安い品ぞろえなんです。一方、日経スーパーの長所は、日本人にしか解らない、外国人には到底手の届かないような商品をも取扱い、また、賞味期限は必ず遵守している、などといった安心感、こうしたいくつかの付加価値がいくつもある。こうゆう考えをすると、立ち位置がまったくちがいますね。
けれども、ね。この違いを踏みにじって、まるで人ん家に土足で入ってきて上から怒鳴りつけるような人もたまに、います。そうゆう人はよくこう言います。
「あそこのディスカウントストアは125バーツだぞ!お前のところも安くしろ!」
意味が、わかん、ない。こうゆうこと言う人には、ツッコミどころをいちいち説明するのも時間がもったいないので、そのディスカウントストアで買ってください、の一言で済ませるわけですが、バンコクではたしかに、こうした価格の違いは日本以上にあるような気がします。
さらにこれを分析していきますと、一つ目には、冒頭のように外資系とタイ企業との価格差。それから、どこかの記事にも書きましたが、タイには3つの価格があります。つまり、タイ人価格と外国人価格、それから日本人価格です。要は外国人と見て高く請求してくる、あれですね。これはお寺をはじめとする施設でもあるものなので、一般に浸透しています。これは、ちょっとタイ語が話せるようになると、どんどんタイ人価格まで落ちていくこともあります。次に、地域差による価格差もあります。後は、コピーもの系。ふつうに一般市場でコピーが出回っており、時には店員もコピーものを掴まされているのを気づいてないケースもあります、例えばMBKの携帯電話とか。今思いつくのはこれくらいか・・・
バンコクに限らず、外国ではふとその価格が適正なものかどうかが解らない瞬間がありますが、まぁ、ものを買うというのは、単なるお金と物々交換するようなものなので、自分がその価格に相当の価値を見出せるのなら、なんてことはない話なのですけれど。
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