ゲストをタクシーに乗せて走っていたところ、ゲストが言いました。
「このタクシー、パンクしてないですか?」
はて?パンクする気配は全くもって、感じません。完全に感じなかったので、「そうですかねー?」くらいで、流していたんですが、数十秒だかして、
「やっぱりパンクしてると思うんです!降りて見てください!
と、今度は緊迫して言うもんですから、運転手さんに一旦止めてくれるように言って、タクシーから降りて、タイヤを確認したんです。すると、、
やっぱりパンクなどしていません。パンクの気配もありません。で、「やっぱり問題ないですよー」なんて言うと、そのゲストはおかしいなぁ、といった感じで渋々自分の主張を取り下げたのです。
一方、私は何で、そのようなことを言われていたのかなー、と考えていたんです。そしたら、なるほど、解りました。
道路が、斜めになっていたんです。
なるほどな、と。タイに長くいる私などは、もう慣れていて感覚が麻痺していたのでしょうが、そう言われてみると、日本の道路って、きちんと水平になってますよね?
そのゲストの感覚では、道路は水平である世界で生きてきたのだから、道路が斜めになってるという概念がなかったのでしょう。真っ直ぐの道路、具体的に言うとサトーン通りを(ラマIV向きに)走行していたのですが、あの直線の道路を走っていて車が左に斜めになるもんですから、左のタイヤがパンクしているのでは、という疑念に至ったのですね。
そうした感覚がマヒしている時点で、自分はタイ人化してるんだなー、ということと同時に、日本はやっぱりすごいんだなーと思わせられる一件でした。
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