カオサンは昔から、入り口(バーガーキング側)に日本の流行ネタを日本語で話しかけてくるトゥクトゥクドライバーがいる。
日本人の沈没組が教えているのだろうが、これはこれで流暢な言葉で話しかけてくる。
今はもっぱら「ちょっと待って、ちゃっと待って、お兄さん!お兄さん!」最近毎日TVで見る8.6秒バズーカーのラッスンゴレライネタである。
タニヤでも大ブレイク。
分かりやすいリズムでタイ人にも発音しやすいらしい。
以前は「宮迫でっす!」とか「ゲッツ!」など、住み込んでいても日本の時勢が良くわかったものである。
また変な大阪弁もよく勉強していて非常に熱心なドライバーが多い。
日本人はカオサンでも年々減少しているが、日本語ネタは今日もよく響いている。
ひたすらラッスンゴレライを踊るドライバーを振り切れない。
そのドライバーはリクライニングブッダまで60バーツで案内してくれるという。
相場よりもかなり安い。
どんなぼったくりがあるのか興味があったので、あえて乗ってみた。
涅槃像を見て普通に1時間半でカオサンに戻ってきた。
60バーツぽっきり。
あれこれどうでも良いところに連れ回されるんだろうなとかおもっていただけに変な肩すかしを食らう。
なんでそんなに安いんだと聞いて見ると、ラッスンゴレライの意味を知りたかったという。
残念ながらそれは誰にも分からない。