2014年7月24日木曜日

【ゆるせない話】言った、言わないの話

「だってあなたが言ったんでしょ」

出た。出ましたよ。タイ人のこの出カタ。こうゆう状況になるたんびに、「教育だなぁ」と感じます。いや、結局は教育ですよ、世の中。教育を変えないと、しょうがないんです。何度もいいますが、私はタイ人のことは大好きですよ。そのサバーイサバーイな生き方、溢れるほどなユーモアがある点は、ほんと好き、といいますか、尊敬にすら値するほどです。でも、完璧な人種などいないし、いつもはタイ人を絶賛する側の私ですが、現実をお伝えする、という意味でも今回もゆるせない話、いきます。


ある意味、真っ直ぐなんですよ。例えば、商談してました。どこかで食い違いがありました。そこで向こうはこう言ってきます。

「だってあなたが言ったんでしょ」

これには、深い意味がありまして。例えば、こうゆう時って、そう言った覚えが全くない時もありますし、近い言葉はいったけどそういう意味じゃない時、同じ言葉は言ったけどニュアンスの微妙な違いな時、もちろんさまざまです。で、

「あんたが言い間違えたんだ」

となります。ん~、そうだね、その通りだね。でも、でもね、あなたはそれでほんとにいいの?って思う。いっつも思うのが、言い間違いがあるとしたら同時に、「聞き間違い」という可能性も出てくるってこと。で、こんなもん捉え方次第考え方次第なんですよ、正直。どっちが間違えたなんて、そんなこと、どうでもいいんです。大事なことは、今この問題をどうやって修復していくか、これがまず第一。次に、今後同じ過ちを起こさないためにどうしていくか。じゃないですか。

成長する人は自分が「言い間違えたんだ」、自分が「聞き間違えたんだ」として次にそうならないように注意していくんです。いつまで起っても成長しない人は、人のせいにするからいつまで起っても成長できないんです。


こんな話もあります。いつもこうやって人のせいにするタイ人と話していた時、翌日の祝日の話になりました。10月23日はタイの祝日で、タイでは現国王と共に崇拝されているラーマ5世チュラーロンコーン大王記念日です。1910年にラーマ5世が崩御された日です。私はたまたまそれをその日の朝Wikiでチェックしていたので知っていました。それを、そのすぐに人のせいにするタイ人は「仏教の日」と言い出したんです。

そこで私は、いや、「ラーマ5世が亡くなった日でしょ?」とふつうに言ったんですが、そこから向こうがムキになってきましてね。僕はすでにどうでもよかったんですが、日ごろ人のせいにするこの人をちょっとこらしめてやろうかと思いまして、この時ばかりは引き下がらなかったんです。いや、別に口喧嘩とかじゃないですよ、ふつうの世間話、笑い話の中で、です。それでも向こうは意地になってまして、終いには

「私はタイ人、あなたは外人でしょ。どうしてこの国の国民が言ってる方が間違っていると言うの?」

とまで言い出しまして、じゃぁ他の人に聞いてみな、と言って周りにいた別のタイ人に聞いたんです。で、その人は真実を言うじゃないですか。ラーマ5世の崩御された日ってことを。もうそしたらね、顔を耳まで真っ赤にしてしゅん、となってましたけど。とにかく、このようにタイ人は変な意味で誇りは高いんです。これは住んでタイ人と同化してみないとわからないことかも知れませんが。

ゆるせない話、というか、そんなんじゃ成長しないよ~、ってゆう話でしたね。



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