郵便局での話、なんですが。
タイの郵便局というのは、場所によって結構カラーが違うものがありまして。。具体的に言うと、対応がいいところ、普通なところ、悪いところ、いろいろあるわけです。基本的には担当者次第なんでしょうが、愛想も含めてなぜか、対応が悪いところは全員が悪く、いいところは全員がいいように感じる今日この頃。
例えば、タイの郵便局で国際郵便を出すとすると、全ての荷物に荷物番号がつき、その荷物番号で追跡もできたりします。そして、その荷物番号とは、レシートに記載されるシステムです。そして、我々はこの荷物番号をもって、お客様に発送連絡としてご連絡をするわけなのですが、そのレシートに記載される荷物番号をどうやってどのお客様分なのか識別をするかと言いますと、単純に名前と照らし合せるのです。
そのレシートには、
・発送方法
・荷物番号
・重さ
・発送する国
・受取人名前※
・送料
が記載されています。この[受取人名前]というのが少々やっかいなんです。発送量が3桁ともなると当然の如くお客様の名前にダブりが出てくるので、苗字も含めたフルネームで記載してもらいたいんですが、それを頼むとすっごく嫌がる人が、多い。
「通常、名前しか書いてないんだ」
と、こう来るわけです。たしかに、レシートのところには「chɔ̂ɔ phûu rap」とあるので、直訳すると受取人の名前としか書いてなく、「苗字」とは記載されてないんですけどね。でも、こっちはお客さんです。そのお客さんに、こう来るわけです。
「時間がない」
「12文字までしか入力できないんだ」
「タイ人は英語が読めないからタイプできないんだ」
「そんなのは必要なら自分で分けてから持ってきてくれ」
ちょっと待ってください。どこから言いましょうか?なんで?なんで、なんで?このツッコミどころ満載加減、これがアメージングタイランドなんです。
まず、「通常、名前しか書いてないんだ」では、通常なんてのがそもそも理由にはなりません。通常、なんてのがそもそも関係ない。だからどういたしましたか?通常が。
次に、「時間がない」。時間がないのならくっちゃべってないで自身の処理するスピードをあげるように常に向上心を持ちましょう。時間がないのなら携帯いじるのはよしましょう。日本人の苗字を打つのは1秒で完了します。
次に、「12文字までしか入力できない」。→お客様にウソを言うのはよしましょう。
次に、「タイ人は英語が読めないから・・・」という同情を誘うパターン。いやいやいや、あなた、名前は打てるんですよね?とまずなります。ってか、英語じゃないし。タイ人でも、Tはティー、Aはエー・・・といった識字力があるのは解っています。ってか、日本名は英語じゃないし。
次に、「自分でやってきて」のパターン。なるほど、それね。いや、これ以外にもあるんですよ。KINGYO発送は量が多いもんですから、「AIR」のシールを渡されて「それを梱包時についでに貼ってきてよ」と渡されるケース。一時期KINGYOでも手伝っていましたし、それはなんとか解るんです。日本じゃあり得ないですけどね。手伝う理由は、当方でやった方が、当方の負担は1秒増えるものの、全体的に見れば郵便局で担当者がそのシールを貼る時間が省かれるので、バランスとしてはありだと思うから、それはいいんです。やりますよ、はい、これは、お手伝いします。
ただ、苗字をタイプしない上に、こともあろうことかお客様に自分でやってきて、というのは違う気がするんです。まず、惰性以外の何者でもない。いや、自分で整理することなんかできるんですよ。そんなのエクセルでもコピペしていって、名前を昇降順に並べ替えれば一発です。ただ、これをやるのには、さすがに慣れていても一人あたま2秒くらい、同じ名前の人を整理して・・・となるとどうなんでしょう、ダブり具合にもよるかと思うんですが、ならして一人あたま5秒前後はかかると思うんです、いや、ともかく、何がどう転がっても、郵便局サイドがどうせ名前を入力するのだから、その際に苗字もタイプする方が絶対に速いことは明白です。だから、ゆずれない話なんです。いや、ゆるせない話。
いや、結局はこんなこと言ってもはじまらないですからね。今では「苗字はじめの2つでいいから入力して、お願い!」と妥協案を担当者にお願いしてうまくやってはいます。例えば、[山田太郎]さんなら、[Mr.Taro Ya]と打たれるわけです。この[Ya]だけでも、非常に助かっています。ありがとう!郵便局の人!
下記バナーをクリックしてKINGYO掲示板を応援いただけますと誠に、まことに幸いです!
KINGYOではその使命である「世のコンプレックスを激減」すること、
これを本気で行っています。
にほんブログ村