午後10時以降の夜間外出禁止令、BTSやコンビニなどたしかに21時に閉まったようですが、それ以降でも普通に、いや、さすがに普通に、というわけではないですが、車やバイクが走って(外出して)いました。
さて、ニュースでも「バンコク都心は平穏」だとかそんな記事が見受けられますが、実際のところはそんなものです。来週に来タイ予定のお客さんも日本の報道を見る限り不安になるようですが、昨日そのお客さんにもお伝えした現地状況をお知らせします。要はそのお客さんは「近日の情勢でタイ出張を延期している日本人が多い。こんな時期に我々が言っても大丈夫か?」ということを聞かれてきましたので、そういった視点からお答えしたものです。
そもそも、今起っているトラブルは政治問題です。反政府デモ隊、と一言でいっても実は5つとか6つとかの派閥(?)があるんですが要するにこの反政府側と、政府支持派の所謂「赤シャツ隊」の2つ、大きく分けるとこの2つに分けることができます。大きく分けると。今まで爆発や銃撃戦が起ったのはすべてかれらの拠点であり、主に今回は反政府側が「バンコクシャットダウン!」とかいって迷惑至極なことにバンコクの主要交差点を封鎖してましたから、攻撃する方も簡単なわけです。言わずとも政敵は主要交差点に座り込み決めているわけですから。
この主要交差点、というのがほんとにバンコクでは主要箇所を抑えていましてね、東京で言うと①赤坂見附、②渋谷のスクランブル交差点、③新宿四丁目、④日本橋、⑤九段下、⑥新橋、あたりを占拠されたも同然、いまいち例えが解りにくいですけれども、とにかく争っている当事者を知り、そして彼らが集まる拠点も解っているわけですから、実は話は簡単、そこに近寄らなければいいということです。
反政府側のデモ隊も、政府支持側の赤シャツ隊も、一目でわかります。反政府側は服装は自由、けれど必ず衣類のどこかにタイ国旗の何かを見に付け、自らを主張しています。例えばそれはリストバンドであったり、Tシャツであったり、タオルやバッグ、ペイントやシール、携帯ストラップ的なもの、国旗やらなにやら・・・そして、政府支持側は赤シャツ隊と言うくらいですから、赤いシャツ着ています。要は、彼らの集まるところには行かなければ、特に日常のタイがそこにはあるのです。だってそうじゃないですか、この件で争うような反政府側の人はとっくにデモ隊に参加しています、この件で争うような政府支持側の人は赤シャツ着て集会場に行っています。そこらに行かない人、というのはえてして、それほど気にしていない人達です。だから、拠点以外は特に通常の治安といってもいいといえるでしょう。
で、それは昨日までの話。
下記バナーをクリックしてKINGYO掲示板を応援いただけますと誠に、まことに幸いです!
KINGYOではその使命である「世のコンプレックスを激減」すること、
これを本気で行っています。
にほんブログ村