今回も「私はこうやって覚えました!」のコーナーです。よく出てくる、平音節の声調符号によって変わるとかいって一見、超がつくほどややこしいですよね。私もタイ語を勉強していた当時、なんでこんな暗号みたいな文字作ったの?と一人でブツブツ言っていたものでした。「まったく、これ作った人の顔が見てみたい!」とかなんとか。。たぶん誰もがブツブツとはいかなくても、心の中ではこの「不必要な複雑さ」、または「非効率な文字のシステム」を想うことだろうと思います。でも、今思うんです。あの時ブツブツ言っていた自分なんかよりも、何ていわれようが、何千万人もの共通語となったこの作成者の方がどう考えても、すごい。アレと一緒ですよね、マック。マックより美味しいハンバーガーを作れる人より、世界中で全く同じ味を食べれるシステムを作ったマックの方がすごい、みたいな。
するとnormal tone classとhigh tone classに共通点があるのが解ります。そうです、máay ʔ̠èekとmáay thooの部分です。うまく考えれば、覚えやすくできそうです。そこで、これは私の覚え方なんですが、こう覚えました。自分の中で下記のような定義づけ、といいますか、ルールを作ってしまうんです。
1. "Normal"であるnormal tone classをあくまで基準とする。(normal tone classの子音9個は暗記する!)
2. [声調符号なし]の場合は上下しない横棒の音、そのまんまの発音。興味なさそうに「へー」と言った感じ。
3. [máay ʔ̠èek]は下がるもの。máay ʔ̠èekが来たらとにかく下がる発音。
4. [máay thoo]は上がって下がる音。納得したときの「そう」のような感じ。
5. [máay trii]は上がる発音。眠気まなこで聞き返す「んー?」のような感じ。
6. [máay jàttawaa]は下がって上がる音。ヤンキーが因縁をつける「あぁ?」のような感じ。
なんでもいいんですが、声調符号の役目をまず、normal tone classとして覚えてしまうんです。後は、楽です。
・high tone classの子音10個は別に暗記するしかありません。
・すると、high tone classで声調符号なしの場合は下がって上がるヤンキーの音で、実はこれ、子音字が登場してきた当時から言っていたことでしたね。
・máay ʔ̠èekとmáay thooの部分はnormal tone classと同じなので覚える必要はありません。
・máay triiとmáay jàttawaaは存在しないので、これもスルーです。
・続いてlow tone classの声調符号なしの場合、これも声調符号なければnormal tone classと同じなのでスルーです。
・最後にイレギュラーとして覚えておくのはここだけ!「low tone classは特別でmáay ʔ̠èekとmáay thooは科学変化が起こって表が1個左にズレる」とでも覚えます。
・máay triiとmáay jàttawaaはlow tone classも存在しないので、これもスルーです。
するとどうでしょう、normal tone classをはじめのようにある程度決め付けて覚えてしまえば、後はmáay ʔ̠èekとmáay thooは科学変化さえ覚えてしまえば、後はすべて網羅することができるわけです。以上、参考になりましたら幸いです。
下記バナーをクリックしてKINGYO掲示板を応援いただけますと誠に、まことに幸いです!
KINGYOではその使命である「世のコンプレックスを激減」すること、
これを本気で行っています。
にほんブログ村