タイ文字のルール、いよいよ大詰めです。今まで数々のルール、頭子音字の種類、母音の種類、平音節、促音節、声調符号の種類、末子音の種類、母音と末子音の組合せ・・・、結構面倒な道のりを歩んできましたが、このその他特別ルールをもって基本的な部分は終了です!タイ語の基本的なシステムはもう少しでマスターできることとなりますので、最後の峠を一緒に乗り越えましょう。それではいきます、二重頭子音です。
[k], [kh], [t], [p], [ph]の五つの子音は[r], [l], [w]のみっつの子音と合体して、ひとつの子音として登場してくることがあります。この合体子音のことを二重頭子音、と言うらしいですが、例によってその名前自体には覚えても役立つことは今のように「日本人にタイ語を教える場合」くらいしかありませんので、日本語の呼び名などはスルーして、その内容をしっかりと把握しておきましょう。
1. [kr-] กร-/กฤ-
2. [kl-] กล-
3. [kw-] กว-
4. [khr-] ขร-/คร-/คฤ-
5. [khl-] ขล-/คล-
6. [khw-] ขว-/คว-
7. [tr-] ตร-
8. [pr-] ปร-
9. [pl-] ปล-
10. [phr-] พร/พฤ
11. [phl-] ผล-/พล-
で、この際の発音ですが、声調は左側、つまり先にくる子音字のtoneに従うことになります。例えば、
ใกล้ [klây]
กว้าง [kwâaŋ]
คล้าย [khláay]
といった風になります。ただ、こちらは構えて覚える必要もなく、自然に慣れてくるかと思います。
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