2014年4月14日月曜日

タイ文字/特別ルール/類似二重頭子音


前回解説しました二重頭子音ですが、実はまだ続きがあります。(詳しくは[タイ文字/特別ルール/二重頭子音]をご覧ください)まぁ方程式をいうと

第1頭子音 + 母音 [a] + 第2頭子音 + 母音 (+末子音)

要は、先に来る子音には[a]の母音がつくということです。例えば、

สบาย [sabaay]

虎のソースアと葉っぱのボーバイマイが重なっていますね、この場合、先に来る虎のソースアは[a]の母音で発音しますよ、という事です。で、気になるのはその発音ですよね。ここで、またひとひねりがあります。基本的には上記のsabaayのように声調は2番目にくる子音を参考にします。ただ、ひとつの例外がありますそれは、

2番目にくる子音が
[ง], [น], [ณ], [ม], [ย], [ญ], [ร], [ล], [ฬ], [ว]
の場合は、声調は先の子音、つまり第1頭子音字に従う

というものです。この10個の子音の覚え方としては、まず全部low tone classですね。今までこんがらがるとして解説しませんでしたが、low tone classの中でも[単独字]と呼ばれるグループみたいです。逆にいうと2番目にくる子音字がnormal tone classやhigh tone classの場合はそのまま2番目にくるその子音字の声調に従えばいいですし、2番目にくる子音字がlow tone classの場合は上記10個にあてはまるかどうか、当てはまらなければ通常バージョンですし、該当するならばその時だけ1番目にくる頭子音字の声調に従う、とこういうわけです。早速、例題をみてみましょう。

สบาย [sabaay] 快適な
สนามบิน [sanǎambin] 空港
สนุก [sanùk] 楽しい、おもしろい
ขยายรูป [khayǎayrûup] 写真を拡大する
ขยะ [khayàʔ̠] ごみ
ตลาด [talàat] 市場
องุ่น [ʔ̠aŋùn] ぶどう

いかがでしょう。今回の特別ルールに加わり、平音節や促音節のルールも勿論関係してきますので、暗号を解く感じですが、数をこなせば不思議なもので言葉が浮き出てくるように読めてきます。というよりも単語として覚えてしまっていく、というのもあります。



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