バンコクの渋滞は世界的に見ても有名ですが、その理由はなんなのでしょう?なんてたまにゲストに聞かれることがあります。私は渋滞研究家でもないので解りませんが、個人的には下記3つのポイントがその原因だと思っています。
■その1 電車系のインフラが追いついてない
これだけの大都市なのに、電車の路線はちょっと。早速現在の路線図を見てみましょう。
近年でこそバンコクをASEANのハブにする!とかで急ピッチで路線を延長してましたが、これも先日の予算案が通らなかったことによりどうなることやら解りません。まぁ、東京の路線図は世界的にみても化け物級なのでそこまでする必要はないんでしょうが、地盤が弱いとは言えもう少しなんとかならないものかと、今後の開発に期待するところです。
■その2 道の造り方がうまくない
バンコクを運転する方なら誰もが思う「タイの道」。運転していて右側に行きたい時にUターンしなければならない場面は多々あるかと思います、そんな時に「一体どこまで進めばUターンできるんだ?」という状況は運転する人なら誰しも思うことでしょう。その他、これはバンコクの中心地に限りますが、無駄な一通が多い。まぁ、Uターンの件も要は一通のことなんですけど。いずれにしても、これはどうゆうことかと言うと「車を多く走らせていること」になります。その分車が多くなり、これだと必然的に渋滞に繋がります。道路の立場になると、各車を早く効率良く目的地まで到着させれば、その分道路上に存在する車も少なくなり、必然と渋滞は少なくなります。一方、タイの道の造り方の肩を持つわけではないですが、タイの道は「長距離を行く」のに適しています。日本、特に東京の30kmと言えばかなり遠くの距離に感じますが、タイの30kmはあっと言う間です。
■その3 信号
これもそのままですね。例えば十字路交差点の場合、日本の場合だと前後と左右の2回、交互に信号が変わるわけです。タイの信号は同じ十字路交差点でも4回となることもしばしば、つまり、前後相互、左右相互に変わるのではなく、1箇所1箇所が行き終わるのを待たねばなりません、わかります?それだけではありません、交差点には大抵派出所があり、警官が渋滞を考慮して手動で変わったりもしますので、場合によってはひとつの信号で5分、10分、それ以上待たねばならないことも珍しくありません。それから、これは僕の予想なんですが、日本の交差点って実はすごく考えられているのでは、と思うことがあります。以前1分1秒を争うバイク便をやっていたことがあり、どうも信号のタイミングがうまくいくルートが多々あります。つまり、あそこを右に曲がったら必ず次の信号は青、といった感じで。これはつまり、信号の長さがうまく調整されているのでは、と日本らしいやり方だと思ったりもするんですが、それは考え過ぎでしょうか?
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