さて水掛け戦士の話ですよね。まずエリア的にどこの戦場が有名かといいますと、カオサン、シーロムがまずあげられます。このあたりは集中して集まるところで歩行者天国を想像していただいて、その歩行者がみんな水掛け戦士だと想えば分かり易いと思います。この人達は歩きながら水鉄砲でかけあう感じですね。観光客や外人はこのタイプの戦士で戦場もこの域を出ることはありません。とにかく賑やかなとこが好き!というミーハーな人におすすめなソンクラーンの遊び方です。
続いてローカル戦士。このタイプの戦士は自宅の前までタンクを持ち出して目の前の道を通る車に水をかける人達です。タイ全国の、それぞれ地元の人達です。中にはたぶん仕事のツテで手に入れたんでしょうね、巨大なポンプを持ち出して川水を大量に放水している、消防車顔負けの物凄い戦士もいます。ちなみに、すごく川水が汚いといっても怒ってはなりません。成らぬものは成らぬのです、なにしろ神聖な行為なので。
続いて水掛け暴走族。荷台のある車を持ち出し、大きなタンクを積んでバケツなどで歩行者、他車など見境ないなく水かけまくるタイプです。それは正に水と水との戦い。その車はそんな感じで一日中街を徘徊しているのです。夕方にもなるとだんだんこの“神聖な”戦いはエスカレートしていってですね、やがて水の中に氷を入れる輩がで始めます。痛いですよ。もちろん、氷は物凄く痛い、そして、これはこの聖戦に出陣した人じゃないと解らないと思うんですが、猛暑のはずのソンクラーンに、物凄く寒い。いや、氷はズルいですよ。
そんな感じのソンクラーン、今年2014年はすでに100人の死者、890人の負傷者が出ているそうです。。
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