題名の意味は、「それほどタイ人はいいかげん」というのを言っているんです。ちなみに、この題名は私が始めてタイに移住してきた時の本に書いてありました。実際書いてあったのは、このようなフレーズです。「タイ人を嫌いになりたかったら方法はただひとつ、タイ人と一緒に仕事をすることだ」みたいな感じで。
どうなんでしょうね、これ。そもそも、「タイ人はいいかげん」って世界的に見るとどのくらいなんでしょうか。なんか日本人って、住む国棲む国でみんなが言ってそうです、例えば、アメリカに住む日本人は「アメリカ人はいいかげんだから」と言いそうですし、インドに住む日本人は「インド人はいいかげんだから」と言いそうですし、フランスに住む日本人は「フランス人はいいかげんだから」と言いそうです。イタリア人なんかもよく聞きますね、いいかげんだ!って。そもそもな話、逆に日本人が「いいかげんじゃなさすぎる」のかも知れませんね。
だから、日本人はどこに行っても、みんな同じことを言う。「この国はいいかげん」だって。私はまだ世界50カ国弱しか行ってないんで解りませんが、日本は間違いなく世界的にみて何事にもきっちりしている国トップクラスだと思います。私達はそういうきっちりしている環境で育ったのでそれが当たり前となり、少しでもきっちりしていないと疑問に思い、時には口に出し、時にはそれが原因で問題へと発展することもあります。
例えば、よく話題となる時間をあげてみましょう。1分の狂いもなく運行される電車、1分でも遅れると車内放送で何度も謝罪するバス、そんな日本の社会では、例えば取引先とのアポに5分遅刻するだけでも大事です。10分前に到着するのがマナーとされており、1分でも遅刻するようならば事前に電話をするのもマナー、それでも特に初回のアポなどでは白眼視されることも珍しくもありません。ほんとかどうかは私は解りませんが、例えばこれ、時間通りに来られると「困っちゃう」という国もあるそうですね、いつぞやに聞いた話なので覚えてないですが(確かイタリア?)、タイでもそんな感じではあります。彼らにすると、こんな話を聞くと頭が「?」となり、「そんなにシリアスにやっていて楽しいの?」となるわけです。
下記バナーをクリックしてKINGYO掲示板を応援いただけますと誠に、まことに幸いです!
KINGYOではその使命である「世のコンプレックスを激減」すること、
これを本気で行っています。
にほんブログ村