2021年8月2日月曜日

「私、客なんですけど?」について

 こちらのコーナーでは普段は泣き寝入りするしかないオンラインショップ側の本音を紹介していきます。誠実に日々サービス提供をしている健全なオンラインショップの名誉が少しでも回復されますように、また、誹謗中傷が飛び交う異常な日本の社会が少しでも良くなりますように。

※くどいようですがここで紹介するような事例は当グループ内でも極稀です。確率で言うとせいぜい0.01%、10000人に1人いるかいないか程度の話であり、当グループ(※注)ユーザーのそのほとんど全てはその限りではないことを断っておきます。とりわけKINGYOユーザーにおかれましては0%と皆無で、昨年に見られたコロナ禍による出荷停止時期においても、またそれ以外の平常時においても国際事情や海外現地事情をご理解いただき、誠にありがとうございます。
※当グループでは数十店舗のオンラインショップを運営する国際的個人輸入代行グループです


さて新しく始まった新コーナー、第二発目は、これまた度々ある歪んだ発想。特に日本人に見られる傾向があるかと思われます。今回はこれらに関するオンラインショップの本音を3点ほど紹介しましょう。


「私、客なんですけど?」

我々はショップなんですけど。


「なんでそんなに偉そうなの?」

分かりません。逆に質問しますが、あなた様はなんでそんなに偉そうなのでしょう?


「こっちは金払ってるんですけど!」

当店は物販してるんですけど!


とにかく、この件においては非常にシンプルで、こういったケースの場合、お客さんが以下のように社会通念をはき違えていることが起因となります。それは、


お金を払ってるんだから、客が偉い


といった考え方です。まずはじめに申しておくことは、お客さんは偉くはありませんという事ですね。もちろん、ショップが偉いというわけでもありません。ショップとお客さんはどちらが偉いとかいう、そんな概念ではないんです。あえてその表現をするとすれば、対等でありましょう。


これを言うと、「でも、代金を払ってくれるお客さんがいるから商売が成り立つんでしょう?」「お客さんありきの商売だ」といった お客様は神様 的理論を言ってくる人がいるんですが、それは偏った考えですね。


一理あるという点を言えば、たしかにお客様に買ってもらえることはこの上なくありがたいことですから、その感謝の気持ちを込めて対応するべきではあります。しかし、一理あるとは言えない方の点を言えば、お客さんは決して神様ではないということですね。じゃあ、お客様が「死ね!」って言ったら死ぬのかって話にもなりますしね。


それから、「お客さんありきの商売だ」と言うんなら、ショップ側に対しても言えますよね。ショップ側にも従業員がいて、その商品を生産するメーカーにも人がいて、それを運ぶ輸送会社にも人間が多くいます。ショップ側が提供する商品やサービスの対価としてお客さんは代金を払うわけなんですが、要はその商品やサービスを提供するために動いてもらっている人間がいなくても、商売は成り立たない。個人的には、お客さんに対する感謝と同じように、私はこうした人たちへの感謝を忘れないようにはしています。


もっと言えば、ショップ側が提供する商品やサービスと、お客さん側の支払う代金、これの物々交換をしているわけですから、やはり、どちらが偉いというわけではない。


この本質を再確認すると、上のような言い回しでショップに対して言ってくるということがどういうことなのか、お分かりいただけると思います。


■KINGYO MOVIEができ上がりました!