2016年7月25日月曜日

[タイあるある] ガキの使い

先日スタッフに10バーツが必要だったのでそこら辺行ってくずしてきてと言ったら10分くらいで戻ってきて、

「どこも(10バーツが)なかった」

と報告してきました。ちなみに、KINGYOオフィスの付近には個人商店が並んでいてセブンも徒歩圏内に2か所あります。いやいやいや、と思うんです。出たな、と思うんです。これだけお店が周りにあってくずせないはずがないでしょう、と。でもですね、こうゆう時に怒ってもしょうがない、それがアメージングタイランド。もしかしたら、周り中のお店が10バーツ硬貨を切らしているかも知れないじゃないですか。絶対にそんなことはないと思うのですが、可能性はゼロでは、ない。

大体ね、どこも10バーツを30枚も50枚も交換してくれって言ったら嫌がりますよ。(特に指定はないんですが、500バーツを渡したんです、あるだけくずしてきてって)彼が500バーツ出して「あるだけくずしてくれ」と言ったのか、「100バーツ分だけでもくずしてくれ」と言ったのか、それは知りません。それでも、とにかく1枚もくずして来れなかったのは事実であり、この点タイ人は交渉する力がないと言うか、ミッションを遂行する気力がないというのか、もちろん全員がそうではなく人それぞれなんですが、タイ人がそうした傾向にあるのはそうだと感じます。

こんな時は自分でやって見せるしかないのですが、私が500バーツを持っていったら同じ10分で400バーツ分の40枚をくずすことができました。何をしたかというのも簡単なことです。セブンで水を買ってそのついでに「これくずして~」と言っただけです。それで難なく20枚を交換してくれました。同じ方法でもう一つのセブンでやったら、これも難なく20枚を交換してくれました。たしかにタイでお金をくずすのは店側は嫌がる傾向はあるのである程度の交渉は覚悟していたのですが、交渉するまでもなくあっさりと交換してくれました。彼はなんて言いにいったのだろう?と思いますよね。

きっと彼は「くずしてくれ」と言ったら店側に「ない」と言われ、それで引き下がっただけだと思うのです。

違う例を出しましょう。当グループの性質上、郵便局には毎日行っているのですが、結構タイの郵便局は殿様商売で基本上から目線です。本来郵便局側の仕事であるAIR MAILだとかのシールを貼って持ってきてくれだの、なんだかんだ言ってきます。使い古しの段ボールを再利用で使用する場合、宛名が記載されている上面は一旦白紙で覆ってからその上に宛名を記載してくれ、と言われます。これは、解るんです。何故なら郵便局員が宛先を誤認して業務に支障が出るのを防止するためです。これはごもっともなルールでしょう。誤認しないまでも、宛名以外に色々な記載があったら紛らわしい、振り分け時に多少なりとも時間のロスも起こるでしょうし。ただ、今日スタッフが言うには上面だけでなく側面も白紙で覆ってと言われた、と言うのです。理由を聞くと笑いながら「知らない」と言います。理由も知らないで言われたことを忠実に守ろうとする。これもタイでよくある風景ですね。もしかしたら側面を覆う必要があったのはその時だけかも知れないし、もしかしたら私達の知らない特別な理由があったのかも知れない、もしかしたら聞き間違いだったという可能性もある。だからそんな時は理由を聞くようにと常日頃から言っているんですが、どうもダメですね。で、「底面は貼らないでも大丈夫!」なんて言うもんだからうるさいっつーの。

交渉とは言わないまでも、仕事のやり方としてタイの一般庶民はこんなものです。まあ、その分人件費も安いのですが、どっちもどっちですよね。高い給料出せばいい人材はいるんですが、やっぱりそのバランスが本当にマッチした人を探すとなるとちょっと大変です。。

ということで今回のタイあるあるは交渉する力。タイ人は大小のミッションを遂行する気力に乏しく、相手の言われたことをそのまま結果として持ってくるというもの。こうゆうのを日本語では、「ガキの使い」と言う。いや、言われたこともできてないんでガキの使いにもなっとらんな。。






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