2015年10月21日水曜日
バンコクの慢性的な渋滞について考えてみた
本日、いつものバイクではなくタクシーで通勤したが、見事大渋滞にハマってしまった。
いつもは20分くらいで行けるところが1時間半もかかってしまうという、、、。
さすがタイは「世界の交通渋滞がひどい都市ランキング」のワースト8位!
通勤時間帯である7時から9時はバンコクの主要道路全部が大渋滞です。
どこを行っても車だらけ。
特にサパンタクシンの橋で引っかかって思うように進めずモタモタしたものです。
そこで、政府もタイ国内の渋滞の新たな対策として、チャオプラヤ川に架かる橋をバンコク都、パトゥムタニ県、ノンタブリ県など、新たに⑨カ所の橋を建設するとのこと。
はたしてそれでこの重大渋滞問題は解決するのだろうか?
ただでさえ、主要道路全部が大渋滞なうえに、それを逃がすために橋を架けるも、その橋自体がまた渋滞を引き起こしかねない。
そこで、この慢性的な橋の交通渋滞について考えてみた。
①橋以外動線が無いからその橋は混む。
たくさんの道路が①本の橋にまとまっていくわけだから当然、車が橋の手前で密集してくる。
まさか片側6車線の橋でもなければ当然あふれだす。
当然ながら、1本の道路で橋まで続く場合はその1本の道路に集約される他の道路からの渋滞に巻き込まれる。
②道幅が狭く感じるため、速度を落とす。
橋を渡るときは少なからずの緊張が走る。
両側がストンと落ちてチャオプラヤー川になるのだからほんの少しでも落ちたらという不安は感じる。
だから速度が落ちる。
③単純に脇見運転
チャオプラヤー川沿いはド派手な寺院や高級ホテル、アジアンティークなどが立ち並び見晴らしも良い。
当然、キョロキョロよそ見をしながら走る車もいるので、またもや失速する。
新しい橋が⑨本もできようものなら、新しいもの見たさに脇見運転はますます増える。
なので、橋を⑨本増やしてもむしろ渋滞ポイントが増すのではないかと今から不安になる。