ここは以前に比べて観光地化が進み、オシャレなタイ人も遊びに来る異空間になっているが、路地を入り込むとまだまだダークな旅の匂いが残っている物です。
昔は、旅人がここでお土産や銀細工を買って、旅に出てタイの商品を売り歩きそのお金でまた違う国へ旅をする。
そして、お金が尽きたらまたカオサンに戻ってくるという、そんなサイクルで旅人が集まってきたバックパッカー達の聖地だったらしい。
そういう古き良き旅の始まりを味わいたくてこの町にやってきたのだ。
Khaosan Holiday Guesthouse Inn しばらくここに泊まってみよう。
1泊700バーツで欧米人が中心。
ぼろぼろのゲストハウスには沈没した外ごもりの日本人もたくさんいる。
解脱したようにゲストハウスで廃人のようにぼーっとするのも意外に楽しかったりする。
日々、あくせく働いてなんのために働いているのかよく分からないことがある。
そんなときに、ぼーっと無駄すぎる時間を費やすことがある。
それも、しばらくしたら飽きる。
そうすることで、こんな事では駄目だとスイッチが切り替わる。
ちょっとくらい無駄なことが次の有意義につながったりするので、人生の連鎖を感じながらオープンカフェでぼーっとしてみたいと思う。
