こんなタイプのタイ人への対処法 その2
TOTって、ありますよね。Wifi環境を提供してくれる会社です。
先日、一年契約が終了したので、モデムやらインターネットTVの機械とかを返しに行ったんです。いや、現実に言うと、モデムは購入したので、ネットTVの機械を返却しに行ったんです。
なんか、コードとかも色々ありましたからね、どれが返却でどれが買ったものかが分からなくなってしまったので、面倒なので、全部持って行ったんです。そしたら、TOTの人が教えてくれるだろうから。
持って行ったのは先週末の土曜日、昼間の12時半くらい。入る時ドアに「土曜日の営業時間は13時まで」の旨表示があったので、あーギリギリ間に合った、と思ったのを覚えています。
私が中に入ると、スタッフも奥の部屋からカウンターに出てきました。何かもぐもぐ食べていたので、奥の部屋でランチを食べていたのでしょう。ちなみに、このもぐもぐスタッフともう一人、別の会計のカウンターに女性のスタッフがいました。いずれにしても、返却だとかの内容は、このもぐもぐ1人に聞くしかありませんでした。
ま、タイでは大企業のTOTでも、営業時間にカウンターに誰もいなくても、奥の部屋でご飯を食べるくらいのことは、タイでは普通です。
ちなみにこのもぐもぐ、女性のスタッフで、歳は45歳前後、オバちゃんスタッフです。第一印象は、無愛想。前回の記事でもあったように、たまに遭遇する、タイではマイノリティーに属する無愛想タイプでした。
食事中に来たから、不機嫌なのかな?そうだとしたらこのもぐもぐ、2つ間違ってる。ま、でもタイでは普通のことなんで、そんなことを気にしてはいけません。ここからです。
で、持ってきたものを全て出して、契約が1年で終わってるだろうから、このまま返却するものは返却して、終わりにしたいしたい旨を言うと、無愛想、とゆうか、なんか凄い偉そうな態度で作業を進めます。
で、気がつくと、話的に、なんか私が持っていったもの全てを返却するような話になってたんで、
「あれ?たしかモデムは買ったはずだけど?」
と言うと、
「いーや、全部返却です」
と言うのです。ん?もしかしたら自分が間違ってるかも知れないので、今一度自問してみたんですが、モデムだというのは1割くらいの感覚で違うかも知れないけど、「契約時に買ったものがあって、それは契約終了になっても返却する必要がない」ものがあるのは、絶対に覚えていました、確信がありました、それも、かなりの確率でモデム。
そこで、絶対に覚えている、モデムは買取りのはず、返却する必要はないでしょう、と言うと、
「全部返却です」
の一点張り。お約束の仏頂面で。で、このやりとりをしているうちに、益々買取りだったものはモデムだということが、確信に変わっていきました。なぜなら、機械という機械は、モデムとネットテレビの機械だけ。後はリモコンとか、ケーブルだったりとか。ネットTVの機械なんて買う必要がないし、だったらモデムしかないじゃないですか!その旨を言うと、
「全部返却です」
解ります?全部返却です、という一字一句同じのセリフを仏頂面で言う雰囲気・・・。
今回の状況では、前回の処理方法「チェンジ!」が使えません。なぜなら、チェンジする他の人がいないからです。この、仏頂面のもぐもぐしかいないからです。
いや、マジで。「全部返却です」とセリフ4、5回くらい聞きましたよ。
そこで取った私の方法とは、彼女に電話。
「今、TOTに来てるんだけど、スタッフの人が言うには、全部返却らしいよ。モデムは買ったんだよね?契約する時、モデムは買って、返却する必要はないってあの時言ってたよね?・・・うん、そうだよね、やっぱり買ったよね。でも、TOTの人が言うには、全部返却だって。。契約時の書類を持ってくるしかないか。あれ、どこにあるっけ・・・」
と、我ながらタチ悪いですが、これ、全部TOTのスタッフに聞こえるように言ってるんです。つまり、TOTのスタッフに言っているんです。モデムを買ったことなんてもはや解ってるんですが、どうやってもぐもぐの意地を崩すか、それには、第三者を使うんです、私の場合。
ただでさえ、私は日本人。その時点で舐められがちではあります。だから、第三者を仲間につけて、「あ、この日本人の後ろにはタイ人がいる」という事を分からせると、経験上、話が早くなることがあります。
例えば今回の場合、上記の「契約書を持ってくるしかないか~」の下りの後に、これも効果的なのが、「ちょっとTOTの人に変わるね」と言ってタイ人同士で話してもらおうと携帯を渡そうとしたら、
「わかった、わかった、今電話して調べて見る」
と言って、目の前で上司だかに電話して聞いてました。すると、
「あ、はい。はい。TVは返却で、緑のやつは返却しないでよし。。はい。」
と。電話を切って、なんの悪びれる様子もなく、これ(モデム)は返却しないで大丈夫です、ごめんなさい。とのこと。
どこかの記事でも書きましたが、タイ語の「I'm sorry」は、カタカナで表すと、「コートォー」と言います。「コー」が「ください」で、「トォー」が「罪」。つまり、「罪をください」と直訳ではなり、日本語のごめんなさい、申し訳ありません、は言うまでもなく、英語のI'm sorryみたいに日常的に使う感じではありません。日本語でも、「罪」と言うと一気に重みが加わるように、それと似た感じかも知れません。
なので、このもぐもぐの口からわさか「コートォー」が出てくるとは思いも寄らず、私的にはスッキリ水に流れました。ということでハッピーエンドには終わったんですが、コートォーを言いながらも無愛想。。
ま、食事の邪魔を結果的にはしてしまった私なので、それだったら、私も、ごめんなさい☆もぐもぐ。
最後までお読みいただきありがとうございました m(_ _)m
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