私の場合、彼女がタイ人ですし(つまり病院レベルのやり取り)、高い費用を支払ってまで日本語が通じる、されど距離的に遠いバムルンラードやサミティヴェート病院までわざわざ行くメリットが、実はあまりないんです。しかし、だがしかし、バンコクに住んでいると、なんだかんだいってよく聞くんですよ、この2つの病院名は。
「ホテルみたい」とか「もの凄くサービスがいい」とか「高い」だとか、皆さん口を揃えて言うんですけど、それはつまり、バンコク在住の日本人の多くはこうした病院に行っているということですよ。
話は少しそれますが、歯の治療のことです。これも別の記事にあったかと思いますが、歯の治療に関して、タイ人と日本人の感覚って、違うんです。タイ人は、虫歯ができたら、それを治療するという概念がなく、抜くんです。虫歯ができたら抜く、虫歯→抜く、抜く・・・とどんどん抜いていって、さぁ歯がなくなったら入れ歯にしよう、とこうゆう考え方なんです。こうした概念なもんで、日本人のように歯1本ごときで高いお金かけて治療するなんて贅沢な話で、その為保険も効くのが「抜く」までで、歯の治療に関しては保険が効かないんです。
そんな話もあるくらいなので、日本人の私としては、やっぱり気になるじゃないですか。バムルンラードかサミティヴェート病院。。
そこで、電話してみました。
「日本人に変わってください」との私の要望に電話口に出てくれたのは佐藤さん(仮名/女性)。今回の事故での経緯と現状の心臓を鷲掴みされて潰されそうな痛みを訴えたところ、「近くの病院に行った方がいいです」とはっきり言われました。なるほど、最高の一押しです。ありがとう、佐藤さん。これで、心おきなく行くことができます、タイのローカル病院に。
で、前回の記事にもあったように、人生で初めて入院することになるんですけど、まず、
ご飯うーまーいー。病院のご飯って、もっと味気なくて美味しくはないものだと思ってました。ここの病院だからなのか、ご飯はすごく美味しかったです。
それから、何よりサービスが素晴らしい。さすがに「ホテルみたい」とまでは行きませんが、スタッフの皆さん、充分に日本人の私としても、満足のいく対応をしてくださいました。それでいて、やっぱりタイ人のユーモアがもれなくついて来るんですよね。今まだ安静の状態ですが、ここの(ローカルな)病院に来て本当に良かった、と思いました。
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