2014年9月18日木曜日

タイの郷に入ったのだから、郷に従うのです。


今の自宅に引っ越してまだ間もないころ、うちの敷地にある水道を使っている人がいた。ほら、よく外にも蛇口があって、水が出せるようになっているじゃないですか。あれです、あれ。

「あれ?」

って思いますよ。そりゃ。だって、こちらを見ても挨拶どころか何も言わないんですもの。あまりに堂々と、愛想もなく当たり前のように使っているので、この人は隣に住んでる人で、もしかするとこの水道は隣の人のもの?と彼女に聞いたほどだ。いや、ほんとにその場で聞くと、彼女曰く「違う、ウチのだ」という。そりゃ、そうだ。だって、明らかにウチの敷地内にある水の蛇口なんだもの。

「ということは、ウチがあの水道代を払うんだよね?」

一応、彼女に聞きました。もしかすると、億兆分の一、いや、極(1048)分の1くらいの確率で、私が知らないタイの別のシステムがあるのかも知れない。すると彼女曰く「そう、そう」と言います。そりゃ、そうだ。だって、その蛇口は明らかにウチの敷地にあるものだもの。

「じゃぁ、言ってもいいよね?」

一応、彼女に聞きました。もしかすると、億兆分の一、いや、極(1048)分の1くらいの確率で、私が知らないタイの「外にある水は他人の敷地でも断りなく使ってもいいよ!マイペンライ!」といった特別な習慣があるのかも知れない。すると彼女は私の心中を察してか、無言――。ということでタイ人の無言の了解を得たので、こう切り出しました。

 私:「あの~、その水道、ウチのですよね?」
 隣:「そうだよ」

おおぅっと!こいつはなかなか手強そうです。悪ぶるどころか、「そうだけど、何か?」的な態度であります。

 私:「ウチのだと、私達がその水代、払うんですよね?」
 隣:「ああ、そこ(の木)に水やるのに、裏まで水汲みに行くの大変だからねー」
 私:「いやいや、そうじゃなくて。他人のものを勝手に使っちゃいかんでしょ」
 隣:「そこに水まくだけよ?ちょっとだし!それに裏は本当に家の裏、遠いのよ」

どうやら隣の人には間違いないらしい。すると、中華系か?店の看板はもろ中国文字で飾られているし、顔もどちらかというとタイっぽくない。

 私:「いや、お金のことをケチケチ言っているんじゃない。実際、お隣同士、近所付き合いでもあるので、水くらい使ってもらっても構わないんです。ただ、こうして目の前で目が合っているのだから、「ありがとう」とか「サワディカー、お水、ちょっと使わせてもらっているよ」とかなんかひと言でもないの?それが礼儀ってもんでしょう?」

と、今になってみても、いちいちまともな言葉で詰めてみました。すると、私のことを日本人と見たのかなんなのか、私の彼女に言い始める。

 隣:「ずーっと使ってるわけじゃないのよ。そこの木にあげるのにちょっと使ってるだけ。裏まで汲みに行くの、本当にしんどいのよ。(あなたなら)解るでしょ?」

ダメだ。。これは、話が通じる相手では、ない。話が通じないのであれば、話すだけ無駄だ、という理屈。時間がもったいない。その後も少しやり取りがありましたが、双方とも同じようなことの繰り返しなので、ここでは省略。結局、このお隣さんは「もう使わないからいいよ!」みたいな感じでムッとしてその日は帰ったのでした。いや、だから、使ってもいいんだって。月10バーツくらいの水道代でどうしてこの私がケチるのか。。

あれから半年、いや10ヶ月ほど。。いや、あれからも毎日使ってるのは知ってたんです。だって、毎日水道の場所が濡れてますから。ウチは、引越してから1、2度くらいしか使ってませんからね。で、先日、10ヶ月ぶりくらいに、またそのお隣さんがウチの水道を使っている現場に出くわしたんです。

向こうは、相変わらず挨拶もなければ何も言ってきません。ちょうど私は外回りから帰ってきたところで、家の中に戻り、そこにいた彼女に問うたんです。

「あのお隣さん、また今も水使ってたよ。何も言わずに。いっそのこと、ロックしちゃおうか?」

ロック。いや、そんなこと簡単にできるんです。だって、なんか腑に落ちないじゃないですか。少なくとも、私は、そんな無礼がまかり通るような世界では生きて来なかった。それは日本以外でも同じこと。すると彼女曰く「別にいいんじゃない?放っておけば。いくらもかからないし」

彼女的には、やはり金勘定が先行されるらしい。ま、彼女がそういうのなら、いっか。ここはタイだし、どうしたって私はこの国にいる限り、外国人なのであります。ということで放っておきました、というお話でした。




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