タイ国王軍のトップでもあるプラユット陸軍司令官が昨日、正式にタイの首相に就任されました。タイの政治のことにここでとやかく言うつもりはありませんが、結果論ですが、デモで騒ぎがあるころと比べると治安もよくなり(爆発事件もないし)、というか個人的に言うとデモによる渋滞もなくなり、結果論ではいいと思います。軍によるクーデターは民主主義ではないという視点から賛否両論はあるようですが、タイの場合はそれも少し特別な気もします。。
タイ軍が政権を握るようになってから身近に起こったことをまとめてみました。
1. スワナプーム空港の出発ロビーにてタクシー乗車が黙認されるようになった。
詳しくは[軍事政権が空港の出発ロビーからのタクシー乗車を黙認]の記事もご覧ください。
2. 役人による賄賂を失くす(?)らしい。
3. ビザランの廃止
ビザの延長を目的に一度タイを出国してすぐまた入国することをビザランと言いますが、これが廃止に。特に韓国人は陸路による入国が禁止になったとかなんとか。
4. カンボジア人が12万人帰国。
最近のニュース、記憶にまだ新しいですが、これも要は不法入国者の締め出し。それにしても12万人ってすごいですよね。これにより一時カンボジアとの国境はパニックになったとか。ちなみに、知り合いの会社のワーカーも10人くらい帰国を余儀なくされたとか。もっとも、それはラオス人らしいですけど。
5. カオサンの屋台がなくなる(?)らしい。
詳しくは[あのカオサンから屋台が失くなる!?軍事政権の台頭]の記事もご覧ください。
1は文句なしに、嬉しいことです。2も、これが本当にできたら、タイという国も一気に国としての質があがると思います。これからのASEANの中での位置を考えていくと必要なことです。3もね、妥当なポイントですね。4はですね、これは微妙なところでもあるんですが、タイ政府としては、前から「タイ人の仕事を奪うような人」にはビザや労働許可証が認めない、という明確な指針がありますから、タイ国のことを思うのなら、今のタイミングではしょうがない、と言えばしょうがない。5だけは賛同しにくいですなぁ、だってカオサンから屋台がなくなったらカオサンじゃなくなりますぜ?
というように、私生活の中でもちょいちょい影響がちらほらとある最近のタイランドでございます。治安は、いつものタイランドです☆
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