2014年6月19日木曜日

日本人もびっくり!中国ビジネス1億2千万円詐欺の手口とその攻略法 その7


タイのJETRO


タイのJETROに懲りずに相談しにいきました。今度は電話ではなく実際に訪問しました。ここでも、答えは得られないことは解っていましたが、取り敢えずJETROは全部相談しとこう、と思ったまでです。

案の定、詐欺っぽいですね、との回答で、よくある詐欺の手口、とも言われていました。あらぬ請求を繰り返して来るというものです。それから、こんな質問も。

「先方の会社に行った時、会社の看板はありましたか?」

はて?言われてみるとなかったような?自分の不甲斐なさを感じられずにはいませんでしたが、いずれにしろ、会社の看板があったとは確認していません。

JETROタイの方曰く、タイでもよくあるらしいのです。ホテルのミーティングルームを借りて、あたかも自社ビルの商談ルームと見せかけ契約を結ぶ。ありもしない請求を繰り返され、おかしいと思って調査したら実態もない会社だった、と。

その他はやはり、他のJETROさんと同じく、ちょっとおかしいですね、ということで、ただ弁護士でもないので、確実なことはお答えできない、と言われます。

弁護士――。そうなんです、私が最後の頼みの綱、それが弁護士でした。


私が最後に取った行動とは?


弁護士。いや、はじめからそこ行っとけって感じでもありますが、なんといいますか、弁護士だと費用が高そうなので、私には敷居が高かったのです。

それでも、もう相談するしかない、と思い片っ端から親切に無料相談に乗ってくれるところを探そうとしました。

一人目は、「そこから先は事務所に来られてからで・・・」と適当にあしらわれた感があったのでこちらからチェンジ。

二人目は、「内容をメールで送ってもらえれば、見積もりします」とHPには無料相談と記載しておきながら、見積もられてしまうことになりそうだったので、こちらもチェンジ。

そうして次は・・・と慎重に調査していると、物凄そうな弁護士の方がヒット。どのように物凄いということは、ご本人にも憚りがあるのでその一切を伏せますが、早速にお電話。すぐに電話に出られて、すんなりと相談に乗ってくださるとのこと。長々しく電話でお伝えするのも恐縮するので、メールでご連絡する旨、了解をいただいたのでした。

翌日丸一日経ってもお返事がなかったので、翌々日にお電話したところ、「あ~見ました、見ました」とのことで、そのままお電話にてアドバイスをいただきました。そのアドバイスの通りに中国の先方に連絡した内容が下記のポイントです。

 お互いにフェアとなるように、タイでも公証したい
 ・タイで公証するために、サイン権を持つMDの方にバンコクまで来て欲しい
 ・その代わり、飛行機代とホテル代は2名まで当方が負担します
 ・タイで公証する際には、タイ語、中国語、英語で公証します
 ・タイでの公証料金は折半するものとします
 ・以上の点が社内会議で決定し、当方CEOより指示されました

上記のメールは、担当者のMさんと、Ccで香港にあるという本社のメールアドレスにも同時送信しました。

それから、以下を本社宛のみにメールしました。

 ・今、Paper Palletオーダーの件で御社〇〇支社とやり取りをしています
 ・本案件の契約書を添付します(サインされた契約書原本をスキャンして添付)
 ・御社〇〇支社のサイン権のあるMDはどなたでしょうか?公式文書で連絡願います。

翌日、担当者より返事が来ましたが、

 「サイン権を持つMDはあなたが来た時に会ったCEOです」

という返事だけで、タイで公証したい云々という私の言ったことには一切触れずに、

 「公証費用は送ってくれましたか?早く送金してください。経理も待っています」

という以前から何度も何度も言っていることを繰り返してくるだけでした。

それなので、この担当者には「昨日もメールしました下記のような状況です。ご理解ください」ということで、また同じ内容のメールを、あくまで丁寧に送ってやりました。

その後、2週間が過ぎますが、それからは先方からは連絡はありません。弁護士の先生が言われた通り、「これをメールして送ったら、もう返事なんて来ませんよ」とその通りになりました。

契約書には

「サインしてから30日以内にバイヤー(先方の中国企業)がセラーにデポジットを支払う」

という文言が記載されています。これが支払われずに過ぎるということは、先方の方こそ契約違反をすることになりますので、もうそうなったら、当方に落ち度はなくなります。

そして本日は、その期限である6月12日を過ぎた6月13日。(この記事を書いている只今6月13日20時39分現在)

やっと私の中では大事件でありました所謂「中国ショック」が幕を閉じそうです。もっとも、これからカードで支払った諸々の大請求が来るわけなのですが。。


あとがき


今回で学ぶべきことは数多くあります。現状を嘆くよりも、この経験をいかにして次に活かしていくかを考えたいと思います。そして、この危機に最強のアドバイスをいただきました弁護士の〇〇先生には心よりの感謝をいたしております。

こうした記事を読んでいるだけだと、題名で詐欺であることが解っているので、どうしてもその方向から、先入観をもって見てしまうものです。そして、当事者である立場と読者の立場との決定的な違いは、オーダーがくるか来ないか、にあります。

言っても、1億2千万円の取引です。これを成功されたら、仲介をするだけで750万円が手元に残るわけです。先方の人達とも触れ合い、曲がりなりにも一緒に杯を交わした仲です、「信じたい」という気持ちが、私にはありました。

今回の中国ショックで学んだ私が、もし2ヶ月前に戻ったら、まさか同じ過ちは繰り返さないでしょうが、2ヶ月前の自分にそのまま戻ったら、やはり同じ結末を歩んだと思います。

願わくば、今回の記事が同様にして起こる詐欺への予防になれば、参考になればせめてもの救いです。今回、私が被害にあった先方の企業が他の案件で同様の仕掛けをしている、とは思います。「もしかして・・・」と思われる方はお問合せよりご連絡いただければ、先方の会社名などもお伝えしたいと思います。


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