これからバンコクに赴任、もしくは現地採用、もしくはリタイアして移住、もしくは単にサバーイサバーイに来る方、バンコクでの住まいを検討する人のために、バンコクに住むには!?をエリア別に考えてみました。
■スクンビットエリア
BTS駅:アソーク、プロンポン、トンロー、エカマイ
日本人率:100%
言わずと知れた日本人エリア。バンコクにいる日本人の大半がこのエリアにいると言っても過言ではありません。よって、日本から来ている駐在員もほぼこのエリア。よって、日本食も集中して固まっています。バンコクの日本食といってもバカにできるものでもなく、京都のどこどこの料亭やっていた料理人、とかふつうにいるので、よく「こんなに美味しいの日本でも食べれない!」なんていうのも、大体このエリアに固まっています。バンコク唯一の日本人学校もこのエリア、エカマイからちょっと北にいったところにあるというのも、お子さんがいる方には重要なポイント。そして、バンコクでももっとも家賃が高いエリアでもあります。日本の給料でもって来る大企業、中小企業でも駐在員と言えばこのエリアに住むのがもはや王道コース。日本人として生活に困ることはないけれど、日本人もそこら中にいるし、本当の意味でのバンコクライフ、ローカルなタイ人と触れ合う機会もその分減るところがもったいないところでもあります。
■フアイクワンエリア
MRT駅:フアイクワン
日本人率:40%
上記スクンビットエリアのアソークからひとつ北にあるエリア。スクンビットにもすぐ出られるし、その割にはまだまだこれからのエリアなので、穴場といえば穴場とも呼べるエリア。ちなみに、ソープ街で有名なラチャダーもこのエリアにあり、また、聞くと夜の女性も意外とこのエリアを棲みかとしている娘も多くいます。今どんどんコンドーなどが建設されているようなところでもあり、探せばローカルな安いアパートも混在しているようなエリア。
■スクンビット延長エリア
BTS駅:オンヌット、ウドムスック、ベーリング
日本人率:30%
こちらも現在BTSの建設が延びている新興スポット。先年にあったタイの洪水、50年に1度というレベルの大洪水でもベーリングのエリアは地理的に全く被害がなかったということで一気に不動産価値が高まり、スクンビット中心エリアまでもBTS1本で行けることからも、今一番のホットスポットと言われているエリアです。新開発されるコンドーは販売日に即日完売、というこれからのエリア。
■ビクトリーモニュメントエリア
BTS駅:ビクトリーモニュメント、ラーチャテーウィー
日本人率:30%
全然関係ありませんが、地方からバンコクに行くときによく「バンコクまであと〇〇km」みたいな表記があります。日本の東京でいうと日本橋、みたいなものが、バンコクだとこのビクトリーモニュメントを目印とされて表記されています。ということである意味ここがバンコクの中心、とも言えるような場所。ダウンタウン、といった感じでタイローカルな生活をバンコクのほぼ中心で楽しめそうなところ。日本人が好きなスクンビットエリアにもBTS1本で行けるところも嬉しいです。
■バーンラックエリア
BTS駅:チョンノンシー、スラサック、サパーンタクシン
日本人率:40%
近年やたらと増えてきたコールセンター企業の社員が主に棲みかとするところ。これも全然関係ない話ですが、バーンは家、ラックは愛の言う意味で直訳すると「愛の家」みたいな感じになるんですが、それもあって「バレンタインの日にバーンラックの役所に婚姻届を出すと幸せになれる」という都市伝説があって、毎年バレンタインのバーンラックの役所は行列になる模様です。近年目立って日本人も増えてきましたが、基本的に若い、安い現地採用の日本人が多く、「駐在員=金持ち=スクンビット在住」、「現地採用=貧乏=バーンラック在住」みたいな構図が私の頭ん中では勝手にできあがっています。
■トンブリーエリア
BTS駅:クルントンブリー、ウォンウェンヤイ
日本人率:10%
サパーンタクシンの橋(川)を渡ったところにあるエリア。今バンコクの主要インフラの一つであるBTSは東西に伸びていますが、右に伸びるのがスクンビットラインで、西に伸びる玄関となるのがこのトンブリーエリアです。バンコクのメイン通りがスクンビットとなることからどうしても人の目は東に注目されますが、この西に伸びるラインも着実に開発されつつあります。川を越えるだけで日本人率も一気に下がり、また家賃も一気に下がることから、スクンビットに目もくれない人にはおススメのエリアです。川沿いのスポットはすぐですし、シーロムエリアにはBTSで1本、15分ほどでいけます。
■その他
その他はまだまだ挙げるほどでもないか、もしくは上記エリアの周りのエリアです。とにかく、上記日本人率を見ると解りますように、圧倒的に日本人はスクンビットにかたまっています。まだまだ挙げるほどでもないエリアとは、立地条件が特に好ましくないか、いずれにしても日本人が住むのも稀といったところです。
以上となりますが、参考になれば幸いです。
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