さて本日のタイ語は基本中の基本、美味しい、でいきましょう。これはご存知の方も多いと思いますが、美味しいはアロイです。
อร่อย
arooi
rの発音なので、厳密にいうと舌を巻くような感じで発音します。「アルルルルルォォォイ」みたいなイメージですね。
続いて不味いにいきます。不味いは否定のマイをつけてマイアロイとなります。
ไม่อร่อย
mai arooi
ちなみに、否定のマイは英語で言うnotなので、便利といえば便利です。
さて、ここでひとつ疑問が。マイアロイは直訳すると「美味しくない」となります。。・・・そうなんです。タイ語には「不味い」という単語が厳密にいうと存在しないんです。
何故なんでしょう。高いの反対語である低いはあるのに、長い短い、広い狭いはあるのに美味しいまずいは、ない。
タイ人に聞いてみると「ホントにまずい時はギンマイダイ(食べられない)って言うからだ」といつものズレたこと言ってるし。
で、個人的な見解なんですが、タイ人ってやさしいじゃないですか。だから、不味いって単語は使われなく途中どっかて消滅しちゃったんじゃないかな、と思うんです。だって、日本語でいうと「美味しい」→「美味しくない」→「不味い」の順番があるじゃないですか。で、大抵の場合は「不味い」を「美味しくない」と柔らかく言う事で済むんですよね。
そしたら、そっちの方が、なんか平和的ですよね。物柔らかな表現で料理を提供する側の人も傷つかない。はじめはそりゃあったと思うんですが、やさしいタイ人は次第に使わなくなり、現代人は使わなくなった・・・・・・いかがでしょう、この推測は???
どなたかお詳しい人、ごぞんじの方がいらっさいましたら教えてください!
arooi
mai arooi
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