会計士の人から聞いた実際にあった話です。ある日、バンコク在住7年の人から会計士の人に電話がかかってきたそうです。
「助けてください!」
それではタイの怖~い話ですが、為になるお話をさせてもらいます。心臓の弱い方は飛ばしてください。その会計士さんに助けを求めてきたバンコク在住7の人を以下、7さんとしましょう。
話はこうです。7さんは日本に帰国してタイに戻って来る時、いつも成田でタバコをカートンで買ってタイに戻ってくるそうです。
ちなみに、タイに持ち込めるタバコは1カートンまでで、2カートン以上の持ち込みは1カートンにつき5000バーツ罰金が課せられます。
それを7さんはつい6カートン持ち込んでしまったとの事。話によるといつもは2カートンだったようで、いつも大丈夫だから・・・とついこの時は魔がさしてしまったんですね、とにかく6カートンをタイに持ち込んでしまい、もうお分かりの通り、税関で引っかかってしまったようです。罰金は2万5千バーツ。
そこで7さんは、タバコに2万5千バーツも払ってらんない!没収された上に・・・!と交渉しようとしても聞く耳持たず。。
で、これはまた聞きなんで想像なんですが、この7さん、思わず感情的になって税関の人に悪態でもついたんでしょうね、気付いたら罰金200万バーツに膨れあがってたという。。
・・・?
に、に、にひゃく万??2万5千が、に、に、に、に、にひゃく万!!い、意味が解りません。←じゃないですか?しかも、バーツですからね。二百万バーツ。
うん、絶対7さん、悪態つきましたよ。眠れる獅子を起こしてしまいましたよ。ダメなんですって、役人に逆らっちゃ。他の国にも漏れず、タイでも役人にだけは逆らってはなりません。成らぬものは、成らぬのです。
おん役人様の言い分としましてはですね、
「タイに7年住んでるのか、では、7年間密輸し続けて来たんだろう?年に10回密輸したとして7年間分・・・(いくらだ?ま、いいや)200万だ、おまえ、200万バーツ払え。それが嫌なら7年間分のタバコ買った時のセブンイレブンとかの領収書をすべて持って来い」
ということらしいんです。↑ホントの話です。7年間密輸してきたんだろ?とか、200万バーツとか、セブンイレブンの領収書、とか実話です。カッコ内の「ま、いいや」は私の想像です。でも、きっちり200万バーツなんて、なんの根拠もありません、実際「ま、いいや」の世界でしょう。
とにかくそんな状態で助けを求められても、会計士さんも、眠れる獅子を起こしてしまった以上どうしようもできない旨を言ってお断りしたそうです。そりゃ、そうです、国家権力ですからね。で、結局7さんは200万バーツを払ったそうです。。
というお話でした。これはタイに限った話ではありませんが、ここタイでもお役人に逆らってはなりません。逆らう、といっても2万5千バーツをまけてもらうように交渉するのはアリだと思いますが、それでダメなら従うしかありません。従わずに、さらには反論したり、感情的になったり、悪態でもついてしまったその日には、眠れる獅子・・・というのはもう飽きてきたので、巨神兵を蘇らせるようなもんです。7さんのようにとんでもない事になりかねません。
改めていいますが、これは近年、実際にあった話です。タイではお役人にはケンカを売るようなマネだけは絶対によしましょう。
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