いやー、今日は走った、走った。何キロだろ。グーグルマップで見たらざっと150kmくらいか。長距離トラックとか軽く転がしてるアンちゃんには足もとにも及ばないでしょうが、私にとってはバイク便以来の長距離。話は、こうです。
実は別件で居酒屋をオープンさせるんですがね、カウンターバーに使うイスが、足りないんですよ、2つ。まだプレオープン前なんですが、明日にはゲストが来るというので、なんとしても今日中に揃えなければならないんです。4つ購入したのは、macroというデパートなんですがね(macroの記事はこちらから)、近くのmacroには在庫がない、との事。
なので、Tha Phra近くにあるmacroに行くも、ここもストックなし。続いてサトーンに行くもストックなし。。もう、やだ。事前に確認しようと思い店員さんに他店のストック確認してもらったら、バンカピ店に2つあるとの事。したり!と思いつつも、本日オーダー分の発送処理をするためにわざわざ店まで戻ります。発送処理完了したところで、Bangkaeからバンカピへ出発。
バンカピなんて、普段行かないですからね。ここは、バイタクの運ちゃんにバンカピ付近で聞き回ります。この辺りですでに、「Bangkaeから来たんだ」と言うと「はぁ!?」とびっくりされる、もしくはみんながみんな、同情してくれて真剣になって教えてくれます。そんなところ。道ゆくすべての人に親切に教えてもらい、中には誘導してくれた運ちゃんもいたり、今日ばかりは改めてタイ人のいいところを再確認させられました。
やっとこさついたmacroバンカピ店。長かった。バンボン店には買い占めてしまって在庫切れ、Tha Phra店にははじめから在庫なく、サトーン店でもなかったので店員さんに在庫確認してやっとたどり着いた辺境の地バンカピ店。これで今日誕生日である彼女が待つ家に帰れるぞ、とやりきった感でいくと、
店員: 「在庫ありません」
デタ━━゜(∀)゜━━!!だいどんでんがえし!まぁ、よくあることなんで、やっぱりなくらいにしか思いませんでしたが、とにかく事情を説明すると、やっぱりここの店員さんも、「Bangkae?そりゃ大変だ!」みたいな感じで他のmacro調査。「ここもない、あそこもない」で3店目で在庫ある店発見!
もう、この際、あるのならどこへでも行く気だった。この時すでに19時くらい。すると、どうやらRangsit店にあるという。Rangsit?聞く地名だが、どこにあるのかよくわからない。ってか、今いるバンカピなんぞも普段こないからよくわからない。そんな感じでまたバイタク運ちゃんに聞きながら、同情してもらいながら旧国際空港のドンムアンよりさらに北へ北へ向かったんです。
もう、異常ですよね。絶対に、諦めなかった。何故なら、今日のタイ人、みんな親切。軽く10人は聞いたが、間違った案内は1人ともありませんでした。片道75kmの知らない距離で、情報が完璧だったために、一度も迷わずに、最短距離でいけました。
そんな感じでとうとうやってきました、macro Rangsit店。そして、希望のイスをゲット。もう、感動ですね。
で、神様はまだまだ試練を与えます。僕はバイクで移動してたんですけどね、どうやっても持てないんですよね、大きすぎて。どうやって持っていこうかと、長距離運転後で回らない頭を使って色々もがいてたらセキュリティーのおっちゃんが歩み寄ってきてですね、「おいらにまかせろ!」としばらく消えたんです。おいおい、持ち場はいいの?と思うんですけど、なんて今日は素敵なタイ人に会うんだろう、これだからアメージングタイランド!
そうしてるうちにおっちゃん戻ってきて、ヒモを手にしてる。おお、なんだか原始的だけど、うれしいぜ、おっちゃん!で、すぐさま積載作業に。それが手馴れたもんで、なんか、特殊な結び方あるじゃないですか、すっごい固いやつ。あれをスルスルっと仕上げちゃうんです。すごいぜ、おっちゃん。で、完成したその積載さといったら、完璧。「これで大丈夫だ」と威張ることもなく、ましてやチップなどせがるわけでもなく、持ち場に戻るんです、かっこいいぜ、おっちゃん!
で、そんな感じで復路の60kmくらいをかっ飛ばして戻ったってオチもない話なんでした。それにしても今日は素敵なタイ人ばかりに助けてもらいました。おかげさまで、明日のゲスト対応はバッチリです↓↓↓
下記バナーをクリックしてKINGYO掲示板を応援いただけますと誠に、まことに幸いです!
KINGYOではその使命である「世のコンプレックスを激減」すること、
これを本気で行っています。

にほんブログ村